アプリケーション設定

まずはじめに

Fuel フレームワークは、規約より設定 (configuration over convention) を念頭に作成されています。その結果、アプリケーションの開発を開始するための 高度にカスタマイズ可能な 基礎を提供します。

設定ファイルは app/config フォルダ内にあります。アプリケーションの基本設定は app/config/config.php で設定されています。読み込まれた設定は環境を指定することができます。 詳細は 環境 を見てください。

オプション設定

キー デフォルト 説明
base_url string
null
アプリケーションのベース URL。相対指定することもできます。末尾は必ずスラッシュにする必要があります。('/foo/', 'http://example.com/')
url_suffix string
''
Fuel によって生成される URL に追加するサフィックス。 サフィックスが拡張子の場合、ドットを含める必要があります。 ('.html')
index_file string
'index.php'
メインブートストラップファイル名です。mod_rewirte を使用する場合は、これを false にするか削除します。
profiling bool
false
プロファイラを有効にするかどうか
caching bool
false
キャッシュを有効にするかどうか
cache_dir string
APPPATH.'cache/'
キャッシュファイルを保存するディレクトリ。このディレクトリを書き込み可能にする必要があります。
cache_lifetime int
3600
キャッシュの生存期間を秒数で指定
ob_callback callback
null
ob_start() に渡されるコールバック。ob_gzhandler を設定すると出力の gzip エンコーディングが有効に。
errors.continue_on array
array(
E_NOTICE,
E_WARNING,
E_DEPRECATED,
E_STRICT
)
有効にする PHP エラー
errors.throttle int
10
表示を止める前に出力するエラーの数 (out-of-memory エラーを避けます)
errors.notices bool
true
notice を表示するかどうか
language string
'en'
アプリケーションのデフォルトの言語。 Lang クラス で使用します。
locale string
'en_US'
PHP のインストールで必要な setlocale() を使用する場合、セットしている設定を禁止するために false をセットします。
この構文設定は OS 毎に異なります。例えば、Ubuntu は .utf8 (エンコーディング) サフィックスが必要です。
encoding string
'UTF-8'
アプリケーションのデフォルトの文字エンコード
server_gmt_offset int
0
time() を使用する際に、サーバの gmt タイムスタンプのオフセットからのオフセット秒数
これは、不適切なサーバ設定を訂正するためのみの設定です: time() は絶えず 1970年1月1日 00:00:00 GMT からの秒数を返すべきです。
default_timezone string
'UTC'
サーバのタイムゾーン。
log_threshold int
Fuel::L_WARNING
ログのしきい値。どのエラーレベルからログを取得するか。有効な値についてはこちらをみてください
log_path string
APPPATH.'logs/'
ログを保存するディレクトリ。このディレクトリを書き込み可能にする必要があります。
log_date_format string
'Y-m-d H:i:s'
ログで使用使用する日付/時刻の形式
security.csrf_autoload bool
false
csrf トークンを自動的にチェックするかどうか。csrf についてはこちらをみてください。.
security.csrf_token_key string
'fuel_csrf_token'
csrf トークンをチェックするときに、取得する $_POST キー。
security.csrf_expiration int
0
csrf クッキーの有効期限を指定。0より大きな値はすべて クッキーの有効期限までの秒数です。
security.uri_filter array
array('htmlentities')
URI をフィルタする PHP 関数
security.input_filter array
array()
入力の配列 ($_GET, $_POST, $_COOKIE) をフィルタする PHP 関数。xxs_clean をセットできます。 これは入力のサイズに応じてパフォーマンスが犠牲になります。
security.output_filter array
array()
ビューにセットする変数をフィルタする PHP 関数。xxs_clean をセットすることもできますが、 変数のサイズによりパフォーマンスに打撃を与える可能性があります。
security.auto_filter_output bool
true
自動的にデータをエンコード (htmlentities) するかどうか
security.whitelisted_classes array()
array(
'stdClass',
'Fuel\\Core\\View',
'Fuel\\Core\\ViewModel',
'Closure'
)
この配列内のクラスのインスタンス以外は、出力エンコードが渡されたすべてのオブジェクトに変更される時に 文字列にコンバートされるか例外が発生します。
cookie.expiration int
0
クッキーが期限切れになるまでの秒数
cookie.path string
'/'
クッキーが有効なパスを制限する
cookie.domain string
null
クッキーが有効なドメインを制限する
cookie.secure bool
false
セキュアな接続でのみクッキーを送信する
cookie.http_only bool
false
Javascript 接続を無効にし、HTTP だけでクッキーを送信する
module_paths array
array()
モジュールディレクトリのパス。場所を指定せずにモジュールを追加する場合に使用します。
always_load.packages array
array()
どのパッケージをオートロードするか。次のように指定します: array('package') または array('package' => PKGPATH.'path/to/package')
always_load.modules array
array()
どのモジュールをオートロードするか。次のように指定します: array('package') オートロードされたモジュールは URL を通してアクセスできます。モジュールパスを動作させるには module_paths をセットする必要があります。
always_load.classes array
array()
どのクラスをオートロードし初期化するか。
always_load.config array
array()
どの設定ファイルをオートロードするか。次のように設定ファイルを group にロードします: array('config') または array('filename' => 'group')。ファイルをセットでロードしたくない場合は、グループ名を null にします: array('filename' => null)
always_load.language array
array()
どの言語ファイルをオートロードするか。次のように設定ファイルを group にロードします: array('lang') または array('filename' => 'group')。ファイルをロードしたくない場合は、グループ名を null にします: array('filename' => null)